富士ソフト、初の SDXC ソリューションを開発
富士ソフトとログラマブルロジックソリューションの日本アルテラは2010年6月9日、富士ソフトが FPGA（Field Programmable Gate Array：プログラミングできる LSI）で初の SDXC ソリューションを開発した、と発表した。
富士ソフトと日本アルテラは、システム設計開発における顧客デバイスの選定から量産までを行うサービスを目指し、約5年間戦略的パートナーシップを築いてきた。
今回のソリューションは、富士ソフトが開発する「SDXC コントローラ IP」を、Altera のソフトマクロ CPU コア「Nios II」プロセッサと設計支援ツール「SOPC Builder」に対応させるもの。Altera FPGA ユーザーは、既存製品や新規開発製品で FPGA ワンチップで SDXC 搭載システムを実現できるようになる。
SDXCコントローラ IP は現在検証作業が進行中で、出荷予定は8月上旬。
また6月17日から18日にインテックス大阪で開催の「Embedded Technology West 2010」にソリューションのデモシステムを出展する。
FPGA の普及で、大容量データを高速で処理しなければならない放送機器や産業用カメラ、医療機器分野でも、その需要が高まっており、記録メディアシェア SD カード の最新規格として、最大 2TB、300MB/sec の SDXC 規格が2009年1月に発表されたことから、FPGA での SDXC ソリューション対する期待が高まっている。
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