Google にはあなたのことがどこまで分かるのか?
イタリアの裁判所がプライバシー侵害の罪で3人の Google 幹部に有罪判決を下したという先週のニュースに、筆者は2つの理由で注目した。1つ目は、これが自閉症の少年が乱暴されるビデオを元にした告発だったことだ。
このビデオは、Google が制作したものでも投稿したものでもなかった。携帯電話で撮影し、3年以上も前に投稿されたもので、幹部のうちの1人はすでに Google を退職していた。そして2つ目は、この3人がいずれもイタリア在住でも在勤でもなく、4人目の幹部(プロダクトマネジャー)は無罪の判決を受けた点だった。
われわれは確かに地球村の住民で、ここでは法手続にかかる時間が延びている。幼少期に暴行を受けるような身として分かるが、ここで本当の法が下されたかどうかは疑問だ。
この事件は、ややばつの悪い立ち上がりと鳴り物入りの宣伝の後、デフォルトのプライバシー設定変更に追いやられた Buzz のつまずきに輪をかけている。
Google は「邪悪」になってきたのだろうか、それとも、このような情けない状態を生んでしまう争いの時代のなかにわれわれがいるだけなのだろうか? だが、1つだけ明らかなことがある。Google はその規模を大きくしつつあり、筆者が利用する製品やサービスを持つ企業の買収を進めている。
Picnik (オンライン写真編集)や Etherpad (オンラインのリアルタイム文書コラボレーション)の2社は最近の買収例のごく一部に過ぎない。Etherpad の買収も、最初にサービスを停止すると発表しながら多数の苦情を受けて復活させるなど、やや混乱した。
筆者は今も、Google の大半の社員は同社創業時の10の企業理念を忠実に守っていると思う。長年 Microsoft とやりとりしてきた筆者にはこれ以上言うことはない。確かに、両社とも非常に競争心が強い。
しかし、先ごろのニュースで指摘されるように、その特性と普及度から Google のオンラインサービスの方が有害で、悪用される可能性が高い。だが、それは失敗を犯したときに素早く取り戻せる可能性があることも意味する。Etherpad の問題は1日程度で解決した。
Microsoft が同じことをしようとしたときのことを想像していただきたい。実際、Microsoft の Web サイトで以下の資料と似たものを探してみていただきたい。Google が明言する率直な「10の事実」ではなく、会社的なあいまいな話が多数出てくることだろう。http://www.google.com/corporate/tenthings.html
これらすべてがイタリアで起こっている間、筆者は Google が Google Accounts に保管している自分の情報を改めて調べていた。最近「ダッシュボード」を見ていない方は、ぜひご覧になって Google が正確にトラッキングできる自分の情報を見てみると良いだろう。筆者の場合は膨大な数の Google サービスを利用しており、後世にまで残される情報には以下が含まれていた。
--自分の Blogger ブログに最も多く投稿した書き込み
--Google Alerts が探し当てた筆者のキーワードに言及のある項目
--自分のアドレス帳のなかで最も頻繁に電子メールを送信する3人の相手
--筆者が最も最近編集した Google Doc と、そのうち「ごみ箱に捨てられた」はずだがまだ利用可能なものの数
--1,500回以上におよぶ筆者の Google Chat の完全な履歴
--Picasa に保存された写真(ファンやお気に入りも含む)
--筆者が Google Voice アカウントでかけた通話の履歴
--筆者のウェブブラウジングの最新履歴(検索語、ダウンロードした画像、表示した地図、目を通したニュース項目も含む)
--ほかにも、AdSense、Knol、Groups など、まだ追跡していない Google サービスが12もある。
状況がお分かりになるだろうか。これらのデータを見れば筆者のことがかなり分かってしまうのだ。しかも、その多くは筆者が秘密にしておきたいものだ。だれかがパスワードを1つ推測するだけですべて分かってしまう。これは恐ろしいことであり、「邪悪なことはしない」が今後数年間有効であり続けることを願うばかりである。
筆者の strominator.com ブログに本稿へのコメントをいただきたい。Facebook.com/davidstrom にご参加頂き、webinformant.tv で筆者のビデオ製品レビューもご覧頂きたい。また、Twitter @ dstrom もよろしくお願いしたい。筆者のプレゼンテーションや、講演に関する詳しい情報は http://strom.com をご覧頂きたい。
http://japaninternetcom.pheedo.jp/click.phdo?i=5d2b60fcc06f4e3d81ea573e31adc6f2
聖剣伝説、面白かったな〜。"2"ですけど。
スーパーファミコンでやりまくってましたね。
レベルも最高まであげてね、もう大好きでした。
ストーリーもすごい感動できて、、。今のPS3とかは画像も半端
ないリアルでそれはそれで楽しいんですが、あの頃のゲームには、
今のゲームにはない"素晴らしい何か"があったのは間違いありません。
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