Dell が8-10月期決算発表、アナリスト予測を上回る増益
Dell は18日、2011会計年度第3四半期 (8-10月期) の決算を発表した。8-10月期の純利益は、GAAP ベースで前年同期の3億3700万ドルから大幅に増えて8億2200万ドル (1株あたり42セント) を計上し、Thomson Reuters がまとめたアナリスト予測の1株あたり32セントを上回った。
一方8-10月期の売上は、前年同期比19％増の154億ドルだったが、アナリスト予測の157億6000万ドルには届かなかった。
Dell は利益増をもたらした各種要因の中から、特に同社の商用製品および商用サービス全般に対する世界的な需要を挙げた。Dell の経営手腕はすでに定評を得ているが、同社は8-10月期の営業利益が GAAP ベースで10億2000万ドルとなった点について、安定したサプライチェーン管理も貢献したと述べている。
今後の見通しについて、Dell は進行中の PC およびクライアント更新サイクルの一環として、大手企業顧客からの強い需要が続き、「エンタープライズ分野の製品とサービスで堅調に成長する」との見方を示した。更新サイクルは同業他社にとっても追い風だ。そして11-1月期の売上については、消費者需要が「さらに冷え込む」一方で商用需要は変わらないとの予測から、8-10月期に比べ微増するとの見通しだ。
さらに Dell は声明のなかで次のように述べた。「2011会計年度通期 (2011年1月締め) の業績については、売上が前年比14％ないし19％増とした以前の見通しの半ばになり、非 GAAP ベースの営業利益は28％ないし32％増になると見込んでいる」
http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/3a80964691eed8076295c13041ef230d?ul=wj5XjCAniHZ4t32pWwTvg8p44zXi1c8sgeGUgBGjjk5NN8TDta9aX19XQl2Kxoxdm7Sfu5IdLG6SyxE12HfUWnfSCKjW
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