篠田プラズマら、水銀フリーのフィルム型フレキシブル UV 面光源を開発
篠田プラズマ、神戸大学、兵庫県立工業技術センターおよびユメックスは2010年9月14日、フィルム型で大面積化が可能な UV 光源の基本技術の開発に成功した、と発表した。
この研究開発は、経済産業省 平成21-22年度「地域イノベーション創出研究開発事業」として、4者が研究体を組織して取り組んでいるもの。
近年、一般照明用の光源では LED の普及が始まり、注目されているが、医療用・産業用に多く用いられる UV 光源では主に水銀ランプが用いられており、環境負荷が懸念されることから、水銀フリーの代替光源が求められていた。
4者は、希土類元素であるガドリニウム(Gd)を用いた紫外線(UV)蛍光体と、超大画面フィルム型ディスプレイであるプラズマチューブアレイ(PTA)の基本技術を応用することで、ナローバンドの UV 発光に成功。
試作デバイスにより、発光パワーは医療分野での実用レベルに近いこと、さらなる高出力化も可能であることを確認し、実用化に向けて大きく前進した。
フィルム型でフレキシブル、大面積化が可能、省エネで低発熱という特長、および蛍光体の特長である様々な波長への対応可能性から、医療/産業用途の幅広い分野に水銀フリー UV 面光源を提供できるものと期待される。
なお、今回開発した技術の詳細については、9月14日から長崎大学で開催される「2010年秋季第71回 応用物理学会学術講演会」でのシンポジウム講演において発表される予定。
http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/4098da191f0b046ed83f6b25daaf6da3?ul=JMspU6a7FTolix6utO8NVVMcxXh4AWLmB6.1Fufqptg6e_CA72mmSjyII5kM.PFK8Cx44FeiyKDSd0nYk1SGoWxRaYCi
「あっという間」といいますが、
あっと声を出すほどの短い間。一瞬の間。という意味です。
そう、そのまんまですｗｗｗ
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