約36%がバックアップシステムを変更したい――IDC Japan 国内企業バックアップ運用実態調査
IT 専門調査会社の IDC Japan は2010年2月17日、国内企業ユーザーのバックアップ運用に関する「2009年国内データ保護運用に関する実態調査」の調査結果を発表した。
この調査は、国内企業のバックアップ運用の実態と、バックアップ関連投資状況に関するもので、2009年10月に実施された。
調査によると、調査対象企業1,158社のうち420社(36.3%)が、現在利用中のバックアップシステムの変更意向を明らかにしているという。
バックアップシステムの変更理由としては、「運用コストの削減・見直し」がもっとも高い。特に、テープバックアップ(DtoT)から、ディスクストレージシステムを組み込んだバックアップ運用(DtoDtoT)に変更する意向のある回答者で、その回答率が高い。
バックアップ時間の短縮やバックアップ工数の削減よりも、運用コスト削減を目的に、ディスクストレージシステムを導入する企業が多くなっているようだ。
また、アウトソーシングサービス利用意向のある回答者では、その理由として、自社バックアップシステムのデータ保護レベルやデータセキュリティレベルが不十分であることをあげる企業が多くなっている。
データ保護/セキュリティのレベル向上で、自社システム所有ではなく、アウトソーシングサービスの利用も選択肢に入り始めている、と同社ではみている。
この調査では、現在バックアップに「利用中」あるいは「今後利用を計画している」ディスクストレージシステムについても調査しているが、「利用中」「今後利用を計画している」のいずれでも、バックアップ手法として低価格 NAS や NAS の回答率が高い。
また、過去に NAS の筐体内の別領域や、バックアップ専用 NAS や低価格 NAS など、NAS へバックアップシステムを変更した企業で、変更後に「運用コストが減少した」という回答率が高くなっている。
全般的に、NAS に対してはネガティブな評価が少なく、バックアップ用途としての NAS 導入は、エンドユーザーから好意的に評価されている、と同社では見ている。
IDC Japan ストレージシステムズ マーケットアナリストの高松亜由智氏は、「国内のバックアップ市場は成熟段階に入っている一方で、その運用方法の選択肢は広がっている。国内バックアップソリューションベンダーは、ターゲットとするユーザー層を絞り込み、訴求すべき対象課題やソリューションを区別する必要がある」と述べている。
低価格 NAS とは、バッファロー、アイ・オー・データ機器、ロジテックなどの PC 周辺機器サプライヤが販売する、LAN に直接接続して使用するストレージ製品。
http://japaninternetcom.pheedo.jp/click.phdo?i=18dfbdf5aa463d3b255f31b3ffd43f8d
「相手変われど主変わらず」という慣用句がありますね。
相手は次々に変わっても、こちらは相変わらず同じ事を繰り返している
様子ですね。まぁ、耳が痛い言葉です、、、、www
昔から人間ってそう変わらないんですよね〜〜。。
自分では結構大人になったつもりでも、、つもりだけなんですよね、、、www
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