携帯アプリで世界規模の協力体制、Apple の対抗馬となるか
数に意味があるとすれば、今回の話は Apple にとって脅威になりかねないが、早急な判断はしないほうが良い。
世界各国の移動体通信事業者24社は15日、『Wholesale Applications Community』(WAC) の設立を発表した。各社はすべての携帯電話ユーザー向けに、モバイル アプリケーションを提供すべく、オープンなプラットフォームの実現で協力する。参加メンバーには世界最大規模の事業者が複数顔を並べ、各社が擁するユーザー規模は、全世界総計で30億人にも及ぶ。
これら通信事業者に加え、業界団体の GSM Association (GSMA) をはじめ、LG Electronics、Samsung Electronics、Sony Ericsson という世界最大規模の端末メーカー3社も WAC に協力することを表明した。GSMA は、今回の発表があったイベント『Mobile World Congress』の主催団体だ。
Apple が『App Store』で打ち出したビジネスモデルは大きな成功を収めており、利用可能な端末が『iPhone』と『iPod touch』のみという制限があるものの、収録アプリケーションは14万本を超える規模に成長した。このモデルを最もうまく取り入れたのが『Android Market』だ。これは Google の『Android』OS を搭載した端末用のアプリケーションを入手できるサイトで、収録アプリケーション数は2万本以上に拡大した。最近では、Apple のタブレット端末『iPad』の登場を前に、開発者の登録増加が起きているとの話も聞こえてきており、Apple の App Store にはさらなる拡大の道が見えている。
現状では Apple が先行しており、WAC は始動したばかりだが、今回の発表内容を見ると、大変精力的な活動が進行中だと分かる。「最終的には、当団体が作り上げる統合ソリューションを基に W3C (World Wide Web Consortium) と協調して共通の標準を策定し、各種のモバイル プラットフォームにまたがった開発を真の意味で確実に実現できる環境を整備すべく活動する。そして将来的には、固定電話をも包括する」
http://japaninternetcom.pheedo.jp/click.phdo?i=c793ce238d8b2d2bcf14053bb18ff686
「徒の火宅」という慣用句があります。
儚く悩み多いこの世。。という意味らしいです。
そういわれれば、すごく儚いような気になってきますね〜。
何にしても先人の残して知恵はありがたいものです。
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