ターゲットユーザーにアプローチできていますか?
SEM(検索エンジンマーケティング)の特徴の1つとして、1to1でのユーザーへのアプローチが挙げられる。1to1であるからには、広告主側の一方的なアプローチではなく、相手が誰なのかを想定した上で、その相手に最適と思われる方法を用いてアプローチする必要がある。
例えば、「Yahoo! と Google」、「PC とモバイル」、「フィーチャーフォン(※)とスマートフォン」などのように、任意の市場の中で、相反するもの、または似て非なるものを選択する、という必要に迫られる局面が増加しており、広告主視点では、ユーザーに対し何をするのが最も効果があるのか、がわからなくなってしまう場合もある。
こういった局面で選択を誤ると、本来ターゲットとすべきユーザーへアプローチができず、機会損失を生んでしまうばかりか、無駄なコストを消費してしまうことにもなりかねない。そこで、こういった選択が必要な場面において、考えるべきポイントをいくつか挙げてみる。
(1)ペルソナの設定
ペルソナとは、どんな顧客がどう利用するのか、という想像力を膨らませるための架空の顧客像を指すが、自社のターゲットとすべきペルソナを定める必要がある。性別・年齢層・家族構成・居住地域など、様々な属性について設定してみるのがよいと考えられる。
(2)広告出稿媒体やデバイスの特徴の把握
上述の2つずつの選択肢を例にとると、
・Yahoo! 対 Google
Yahoo! は比較的ライトユーザーが多く、性別では女性が多い傾向があるのに対し、Google の場合はヘビーユーザーが多く、男性の利用率が高い、と言われている。
・PC 対 モバイル
比較的低年齢層(20代前半程度)までは、圧倒的にモバイルユーザーが多く、また特に女性はモバイルユーザーが多い。一方、企業をターゲットとする場合では、顧客の営業時間中がメインの時間となるため、やはり PC の方が重要となる。
・フィーチャーフォンとスマートフォン
市場の大きさとしては、まだまだフィーチャーフォンの方が圧倒的に大きい。スマートフォンは今、急激に伸びている市場ではあるが、移動中に綺麗な画像を見せたい場合や、モバイルサイトを持っていないが、可動性のある携帯電話を利用したユーザーにアプローチをしたい、などといった場合には、スマートフォンが有効となる。
(3)時間軸での分析・想定
ペルソナが固まれば、行動パターンも推測できる。例えば、ペルソナが20〜40代女性・主婦層だった場合、以下のようなアプローチが考えられる。
・利用率からは、Google よりも Yahoo! を優先すべきであろう。
・(商材次第だが)PC よりもモバイルの方がアプローチできるのではないか。
・スマートフォンユーザーは、平均年収が高く(約600万円程度)、会社役員などが多い傾向があるためスマートフォンユーザーとは考えにくく、フィーチャーフォンユーザーを利用。
ペルソナの設定と想定される選択肢ごとの特徴を捉え、上記のような仮説を立てた上で初めて、ターゲットとすべきユーザーへのアプローチが可能となると言える。
マーケットリーダーのように、あらゆる手法を用いてターゲットへのアプローチを図るのも一手だが、限られた予算の中で、最大限の効果を得るためには、先に述べたような、消費者心理を踏まえた分析と仮説が必要であり、昨今のモノ(広告出稿媒体やデバイスなど)が溢れ返っている状況下においては、一度原点に立ち返り、客観的な視点でその局面を捉えることが、より重要なのではないだろうか。
※フィーチャーフォン
アプリケーションの追加によって機能が拡張可能なスマートフォンに対し、従来から存在する携帯電話の意味
(執筆:アウンコンサルティング株式会社 SEM グループチームマネージャー 坪 宏昭)
記事提供:(((SEM-ch))) 検索エンジンマーケティング情報チャンネル
http://japaninternetcom.pheedo.jp/click.phdo?i=71a64304b15f4e81d57c53ed7cd62039
男は女には勝てません。。
女は気持ちはスパっと切れるけど、男は未練たらたら、、そんなもんです。
PICKUP
ブラッディマリー豚肉を絡めた絶品の中華料理ホイコーロー!給料だけじゃ返済できないアルバイトで就活蟹味噌たっぷりの上海蟹の通販隗より始めよ(かいよりはじめよ)意気軒昂(いきけんこう)いも焼酎 なかむらWILLCOMデコラティブメールで装飾しようオーディション詐欺/詐欺被害を防ぐPR