エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングの4つの間違い
ちまたはエンタープライズ・ソーシャルネットワーキング（ESN）の話題で持ちきりだ。ベンダー各社、IT 意思決定者、専門家、そしてメディアは、Facebook のようなソーシャルネットワーキングの社内導入が幅広く普及すると予測している。
たとえば Gartner の予測によると、4年以内に全企業の5分の1でソーシャルメディアが電子メールに取って代わるという。
だが残念ながら、いろいろと話をしていくと業界が間違った方向に向かっていることが明らかになった。
理想的なのは、エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングが効率の良いコミュニケーションの前に立ちふさがる障害を取り除くシナリオだ。ところがわれわれは、また新たな肥大化しすぎた厄介で役に立たない一連のコミュニケーションツールが幅広く普及し、既存のものと一緒にモラルと生産性をもみ消すという大失敗の方へ向かっている。
具体的には、以下の4つの誤った仮定が原因で会話が的外れなものになる。
1. エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングとビジネス・ソーシャルネットワーキングは同じものだ
いや、違う。ビジネス・ソーシャルネットワーキングは、仕事上のコネクションを確立および維持するものに過ぎない。そのような目的には、Linkedin などのサービスの方がはるかに適している。ビジネス・ソーシャルネットワーキングはぜひ採用していただきたいが、混同することはないようにしたい。
エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングは効率的な社内コミュニケーションを目指している。重要なのは情報であり、関係の確立と維持はそのための手段にすぎない。
ファイアウォールの外の会話を統合すれば社内ネットワークの自由自在な自己組織的特性を排除することになるが、それこそがエンタープライズ・ソーシャルネットワーキングの本質だ。
定義上、ビジネス・ソーシャルネットワーキングは外部のものだ。一方、エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングの方は完全にファイアウォール内で運用される。
2. エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングは公開コンシューマー・ソーシャルネットワークと関連付けられている、もしくは接続されている
既存の、あるいは提案中のソリューションのなかには、企業は Twitter と Facebook を利用すべきだと提唱するものもあるが、新たな承認、コントロール、そしてフィルタが増え、社員による企業情報の漏えいや自社に対する名誉毀損行為を防ぐための膨大な量のトレーニングも必要になってくる。
これはすべて誤りだ（少なくとも効果的エンタープライズ・ソーシャルネットワーキングの優れたモデルではない）。まず、新たなコントロール、特に承認プロセスの必要性は、何かをやるときの新たなボトルネックとなるだけだ。2番目に、公共の場では言えないことがあまりにも多いため、これらのネットワークの公共性は有意義な社内コミュニケーションを一切排除してしまう。
このアプローチはマーケティングや社外コミュニケーション向けには優れているが、そこはエンタープライズ・ソーシャルネットワーキングと異なる。
http://japaninternetcom.pheedo.jp/click.phdo?i=f86c7857b53f8c08ea8528abcd709242
何かやり始めると最初は楽しいんですけど、いずれ壁にぶち当たります。
その時にその壁を突き破れるか、おしまかされるかは、やはり、、、
自分次第ですよね。肝心なのはあきらめない事ですよね！
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